営業課の和田です。
2016年8月26日(金)
高新住宅総合展示場ライムにJICA青年研修に参加の方々が来場されました。
JICA青年研修事業とは
開発途上国の若者を日本に招き、それぞれの国で必要とされている分野の研修を通じ、
将来の国づくりを担う人材を育てることを目的とする事業です。
今回はひろしまNPOセンターが研修実施機関として、
「日本の住宅における省エネ技術、再生可能エネルギーの利用について知見を得る」
という目的で来日されています。
高知県のHPによると、
昭和59年度に前身となる青年招へい事業が開始され
平成18年度までに全国で31,428名、高知県で423名を受け入れており、
その後平成19年度からは専門知識・技術の習得により重点をおいた青年研修として、
平成27年度までに全国で11,000名、高知県で235名を受け入れています。
研修員17名、留学生1名と通訳、同行者もおり、20名超えの団体様(^^)/
皆さん英語を話せるということでしたが、研修生同士では母国語で話しているようで
何を話されているのはさっぱり分かりません(@_@;)
それでも「すごいなぁー」などの感動は十分に伝わりました。
和室にも興味津々です(^^)
今回の目的でもある「再生可能エネルギー」という言葉は、もうずいぶん馴染みのある言葉に
なってきたように思います。
太陽の光エネルギーを利用する太陽光発電、力学的エネルギーを利用する風力発電、
熱エネルギーを利用するソーラーシステム、生物を利用するバイオマスなどがあり、
温室効果ガスを排出することなくエネルギーを得られるため、地球温暖化対策の一つとしても
重要視されています。
そして現在高知県では、
全国トップクラスの新エネルギー資源(日照時間、森林資源、年間降水量など)を活かして
新エネルギーの導入を推進し、地球温暖化対策に貢献するとともに、県内産業の振興や
地域の活性化につなげる取り組みをしています。
こうした再生可能エネルギーを利用した日本の住宅は、研修員の皆さんには
どのように感じられたのでしょうか。
短い時間ではありましたが、こちらでの滞在が少しでも
これからのアフリカの再生可能エネルギーへの取り組みに役立つことを願っています(*^_^*)